資産形成の灯台

高配当株ETF・インデックス投資をメインとした資産形成の戦略策定・実践の記録を配信。SPYD, VOO, QQQ, VGT, DIV, SRET等を運用中。最も尊敬する投資家はハワード・マークスです。

【バフェットも絶賛】ハワード・マークスに学ぶ株価暴落時の心構えとは?その①

f:id:lovegajumaru:20200226224552j:plain



相場が荒れていますね。

NYダウは4日続落、▲2,000ドルの下落となりました。
先のことはわかりませんが、まだ危機が収束する見込みも立ってない以上、
当面は下落局面が続くことも想定しておくべきでしょう。

スポンサーリンク

 


本日は、投資の世界における偉大な先達の言葉をご紹介します。
こういう時こそ、数々の荒波を潜り抜けてきた先達に学ぶときでしょう。


私のブログのタイトル名も、こうしたときの道標になるような情報を提供してきたい、という思いから付けたものです。

 

 

ハワード・マークスってどなた?


ハワード・マークスは、米オークツリー・キャピタル・マネジメントの共同会長兼共同創業者です。

同社は米国で指折りの投資会社でして、運用資産総額は1190億ドル(約13兆円)に及びます。

そして、彼は不良債権投資の名手です。今のように、マーケットが血を噴いているときにこそ、儲けるチャンスを見出してきた方です。

また、彼の著書は(おそらく)世界一有名であろうウォーレン・バフェット氏が絶賛したことで有名です。

あまりに素晴らしいので、バフェット氏は自分の会社の社員に配ったほどとのエピソードもあります。

今回ご紹介する内容も、その著書から引用しております。
こちらの本になります。
 


 

 

「心理的要因の影響力を侮ってはならない」

f:id:lovegajumaru:20200226224825j:plain


彼の教えの1つに、

「心理的要因の影響力を侮ってはならない」

というものがあります。

まず彼は、人間の負の側面に焦点を当てています。

 

強欲、恐怖、「不信の一時停止」、同調、嫉妬、うぬぼれ、降伏はすべて人間に生来、備わっているものであり、行動を強いる大きな圧力となる。極端な状況で群衆がこれらを共有した場合は特にそうだ。

 
そうです。強欲恐怖、そして同調です。

明らかな過熱局面であっても、

「もう少し、もう少し相場に付いていこう。。」

と、利益確定のタイミングを遅らせてしまいますし、


逆に、今回のような暴落に出会うと、

「どこまで下がるのかわからなくて怖い!早く楽になりたい!」

と、とにかくポジションを解消したくてたまらなくなります。


そして、

「ほかの人たちも、同じことをしてるんだから急がなきゃ!」

と、周りと同じ行動をとる誘惑に駆られます。


しかし、ハワード・マークスはこうした心の動きを、「当然のもの」と考えているようです。

 

こうした心理的要因は他の投資家にも影響を及ぼすものであり、…影響を受けずに済む、無関係でいられる、などと考えてはならない。

 

マーケットが血を噴いているとき、確かに、私たちは群衆心理の影響を受けるのです。
これには、深く共感いたします。

私自身、これまで何度もこの「影響力」を受けてきました。


頭では「冷静になろう」「焦りは禁物だ」と思っていても、
いざ下落局面などに出会うと狼狽してしまうものです。

 

影響力を感じても屈服してはならない。それよりも、そうした心理的要因がどのようなものなのかを認識し、立ち向かわなけれならない。理性をもって感情に打ち勝つ必要があるのだ。

 
ハワード・マークスは、こうした人間の弱さ=心理的要因を認めたうえで、それに打ち勝たなければならないと言います。


この心理的要因の厄介なところは、

「他人と同じ行動をとらせること」

だと、私は感じております。


他人と同じ行動をとると何が起きるかというと、

  1. みんなが買っているときに買う ≒ 高値で買ってしまう
  2. みんなが売っているときに売る ≒ 安値で売ってしまう

 ということに、なりやすいです。


そして、恐怖と欲望に打ち勝たない限り、
こうした行動を繰り返す「負のサイクル」に入ってしまうのです。


ですから、「心理的要因」が自分に何をさせようとしてるかを認識し、
それを断固拒否する心構えが必要なのです。

最後に:投資における最大の敵は自分自身だ


と言うわけで、本日はハワード・マークスの名言の1つをご紹介しました。


彼の言葉は非常に示唆に富むものばかりで、どれも是非ともご紹介したいものばかりです。次回も、彼の言葉を紹介する予定です。


そんな中で、始めにこの言葉を選んだのは、(私も含めて)多くの個人投資家にとって、極めて重要なことだと感じたからです。


個人投資家、とくに投資自体に興味があるわけではなく、純粋な将来の資産形成を目的とされている場合、積立投資をされている方が多くいらっしゃると思います。

そうした方にとっての最も避けたい悲劇は、今のような下落局面で狼狽売りをして、積み立てを止めてしまうことです。


そのトリガーを引いてしまうのが心理的要因、恐怖
なのです。


言い換えれば、

投資における最大の敵とは、投資戦略を曲げてしまう自分自身の心なのです。


まだまだ、現在の下落局面は足が長い可能性があります。
そうした中でも、皆さんが自分自身の思いを貫き通し、将来の資産形成の地盤を固められることを願っております。