参考にした上で無視するというのも大事な姿勢だと思う
先日のモーニングサテライトでどっかの誰かがこれから株価は40-50%の暴落をすると言っていた
リーマンショックの暴落を当てた人らしい
なんでも今回はハイテク株の決算への過剰な期待の伯楽で暴落をするそうな
これをうちの母が見ていたらしく、そろそろ利確した方がいいんじゃないから大丈夫かと連絡をしてきた
この他の不安を煽る意見を聞くと動揺するのは無理もないと思う
正直私も聞いた瞬間はぎょっとしてしまった
先日のサバンナのウホウホの話ではないが、この手の煽り文句を聞くと、まずは脳が警戒モードになってしまう
この辺りうちの父親の方が冷静だったようでひとつの意見として参考にするに止めた方が良いのではないかと言っていたようだ
私も同意見で本件に限らず、参考にした上で無視するという姿勢が大事だと思う
情報の取捨選択をする際に重要だと思うのは、「今の自分の手法にとってどうなのか」という判断の軸だと感じる
これと反対の姿勢として、「他人の意見にそのまま乗っかる」というものがある
これは自分のやりたいことにとってどういう意味があるのかという視点が欠けており、他人に判断の軸も行動指針も全て丸投げしているといえる
「あの人がああいっていたから」と行動を変え、「そっちの人がこういっていたから」と行動を変える。仮に失敗しても、軸がないので反省のしようがない。
言葉を変えれば、自分が信じている手法研究をしている手法にとって有益な情報なのかどうかというのが大事な視点ではないか
受動的に入ってくる情報は体感で9割ぐらいは自分に無関係なので無視していいと思う
大体は後付の解説かポジショントークだからだ
一方で、分厚い本のたった一行だけでも、自分にとってその本の値段の10倍も100倍も価値を持つことがある
個人にとっての情報の価値というのはそういったものだと思う
今回のケースでは身銭を切って将来の不確実性と向き合うということについては何の役にも立たない
全無視でいいと思う
そもそも決算が期待外れで暴落するなんていうのは考えづらいのではないか
確かにバリエーションは高くはなってるが、過去に比べて極めて緩和的な状況であることは考慮した方がいいだろう
調整が来たところで、いいところで15%から20%くらいではないか
40-50%というのはさすがにマイナスの材料が足りないと思う
それこそ金融危機やウイルスの致命的な変異がなければ難しいのではないか
危機は常に想定外の事象から来ることを考えれば、それこそここでは思いつかないような事象がきっかけになるのかもしれないが
(目下、中国の規制辺りはキナ臭くて気になってはいるが、、)
また、私自身の方法にとってもあまり参考にならない
基本的には深押しを拾うという姿勢なので、どこまで押すかという補助的な判断材料になるかどうかであるが、根拠が弱すぎて参考にしようがない
この情報があってもなくても、もし決算の期待外れで下がるようであればハイテクはありがたく拾うつもりだ
応援クリックいただけますと、励みになります!