資産形成の灯台

投資・投機との関わり方に関する思索を垂れ流すブログ。

パンピーがAIの進化に付いていけない間がボーナス期間

もはやパンピーは、何が起きているか理解できない世界へ。

 

ここもと AI の進化が早すぎて、普通の人々は何が起きているか理解できない状態になっていると思われる。ニュースでDeepSeekが危険だとか何だとか、そういうのは見聞きするんだろうけど、そうした主張が妥当なのかを自分で判断したりはできない。また、それがどういったコンテクストの中で言われてることなのかもわからない。

 

最近職場で、「AIは算数ができない」みたいなことが話題になった。これは話としては1周どころか1兆周遅れの話であり、今更こんなことでキャッキャウフフ(*´艸`*)してんのかと思ったんだが、もしかしたら世の一般的な理解というのはこのくらいなんじゃねえかと思い始めた。

 

自分の場合は元々、確率統計や機械学習などに触れる機会があったので、くっそフワフワしたレベルではあるけれども現在起きていることの一端を理解することができている(という自己認識)。自分の中では、そうしたヒストリーとしての積み上げの中で今何が起きているかというのを認識してるんだけど、これがない人たちにとっては、いきなり訳のわからんやばいもんが出てきた、みたいな認識なのかなと想像している。

 

また1日中 Twitter を見ている()ので、実際に手を動かして生成AIを使っている人たちがキャッキャウフフしているのを見たりしているし、自分自身も趣味や業務の中で生成AIをいじりまわしている。なので、何ができて何ができないかみたいな肌触りみたいなところは、自分自身の経験知と、他の人たちから得た集合知みたいなものをある程度自分の頭の中に持っている。

これをやっていないと、DeepSeekに天安門を入れてキャッキャウフフするみたいな程度の低い触り方しかできないのだと思う。自分自身の普段の生活と生成AI にできることのイメージ像が接地していないので、他人から提供された現実と接地していない方法でしか生成AIと関わることができない。

 

で何が言いたいかと言うと、この差はさらに広がっていくだろうと。いつまで広がるかと言うと、生成 AIというもの自体が意識されずに日常の様々なプロダクトに組み込まれるまで。そこまで来ればホンマの開発の場面以外は、このような技術要素についていちいち意識することは必要なくなる。

 

この認識ギャップがあるうちは、ボーナス期間だと思ってる。

投資の面で言えば、将来生み出される価値が価格に織り込まれていないし、仕事の面で言えば、少し勉強して生成AI を触るだけで、その方面で企画をリードすることができる。生成AI が組み込まれたプロダクトがあまねく普及した世界がどうなるかは分からないが、とにかく今は稼げるうちに稼ぐしかない、というのが最近考えていることである。

 

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