パウエルさんのタカ派発言で色々と前提条件が変わってしまったなあと思う今日この頃でございます。
先日まではオミクロン型の登場で、むしろ金融緩和が継続してグロース株に追い風になったりしねぇかなとか考えていたのだが、そうは問屋が卸さないみたいです。
逆に考えれば、オミクロン型が流行っている中でも金融引き締めの早期化に踏み込むということは、そこまでオミクロン型をリスク視していない/景気の先行きを不安視してない、、ということなんすかね。
相場の先行きについては、金融引き締めの早期化で相場が大きく崩れるのかというと、それもちょっと怪しいのかなと思ってます。2013 年のテーパータントラムの時は、せいぜい下がって指数が▲7~8% 程度であったみたいですし。
利上げが始まったらもうちょっと下がるんだろうけれども、それまではまだ時間がありますしね。
それよりも気になっているのは、企業業績の方がしっかりとついてきてくれるかのほうです。
金利の上昇によるバリエーションの低下を織り込むとしても、企業業績の方がしっかりしていれば、株価は良くてヨコヨコになってくれるでしょうしね。
そうした環境でしたらレンジ下限で拾う短期の平均回帰戦略のトレードしたりできそうです。
そうなってくれないと、バンド下限でも腰折れをして下抜けていってしまうかもしれないです。そこまでフラジールな環境になると、短期トレードでもあまりロングでは怖くて入りづらくなってしまいますね。。
ひとまず「景気後退っすかね」となるまでは、リスク・リワードの良いトレードができそうであれば、ちょこちょこエントリーも狙っていきたいです。
ただ、上値を狙うよりはバンド上限に達する前にさっさと利確する感じすかね。
ただし、金利上昇に弱そうなハイパーグロース系や、変にフラジールな面がある景気敏株は、あまり入りたくないなあと感じます。エネルギー系は、だいぶ痛い目を見ました。。
それよりはキャッシュフローの安定している大型テックや、金利上昇局面に強い金融系のETFあたりを狙ってみたいと思ってます。もしくは、素直に指数系ですかね。
昨日はちょうどバンド下限に来ていたラッセル 2000のETF(IWM)を買ってました。
ちょうどこいつの中身は2 割ぐらいが金融系でトップを占めています。この手の指数系はミスをしても握ってれば助かることが多いので、今の疑心暗鬼の環境ではちょうどいいんじゃないすかね、と思ってます。
あとは、日本株は、、なんかよくわからん動きしてますね。
今日も日中に上下に振れて神経質な感じです。Twitterでフォローしている方でも、ちょこちょこと「日本株やめて米国株に転向した」という方がいらっしゃいまして、なんか危うげで敬遠されている印象を受けます。
まぁ、円資金は大して持ってないので、どうでもいいと言えばどうでもいいのですけどね。。
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