AIエージェント、結局広まるんすかね?
Twitter 見てるとサムアルトマンが、2025年中にはめちゃくちゃ AI エージェントが普及しまくっているだろうからお楽しみにね!みたいなことを言っているし、驚き屋さんやベンダー、コンサルなどを中心に2025年はAI エージェントが来る!みたいな話では溢れかえっている。
一方で、まだRAGも実務へ組み込めている先が少ないのに、新しいバズワードを供給して製品売り込もうとしているだけなんじゃないの、という話も見る。確かにRAGを機能させるにはドキュメントやワークフローの整備、検索機能の改善などが必要であり、普通にめんどい。新興のベンダーを中心に「これはサクッとなんとかなる話じゃねえな」ということで事業をピボットしてAI エージェントを普及させようとしてるんじゃないか、といった話も見た。
おそらくどれも一定の真実を含んでおり、ドキュメントやワークフローがしっちゃかめっちゃかで自社開発力もないところは進まないだろうし、その辺がちゃんとしてるところはAI エージェントも実装が進むんやろうなと。テック企業は当然相性が良さそうな一方で、ワイが所属しているような日本の JTC 金融業などは相変わらずセキュリティガチガチだし歩みは遅そうよなと感じる()
で、何が言いたいかというと、AI エージェントは基盤技術の開発が進むだろうし、先端企業では実装が進むんだろうけど、そうでないところについては永遠に本格運用されないPoC予算の消化の種になるケースも多いんじゃねえかなと思う。
ただ中長期で見ればAIエージェントなのか、次の何かわからんが生成AIのユースケースのメインストリームになるものが普及するじゃろと。なので、こういうのがパスワードであるうちは、ツルハシを売ってる企業の株を持ってればええんじゃと思う。あまりに期待が膨らみすぎれば降りなきゃいけないけどね。
それでもって、AI エージェントが幻滅器に入ったらどうなるかっつーと、次のパスワードが出てくる。これが続いてる分には、お金が浮ついたところに流れ続けるので大丈夫なんですねぇ()
まだ生成AIのユースケース探索・社会実装は始まったばかりなんで、最終的に何が定着するかなんてわかりゃしないのよね。
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