あっという間に年の瀬です。
まだ今年の終わりまで日数はありますが、短期トレードの結果でも振り返ってみようかと思います。
ちなみに私は、長期投資の口座と、短期トレードの口座の2つを運用しています。
自分のトレード記録は、Googleのスプレッドシートに付けています。
こいつの良いところは、同じくGoogleのサービスであるデータポータルに食わせると、いい感じのダッシュボードを作れる点です。
これ無料ってマジ?
お仕事でBIツールとかいじる方にとっては、馴染みのあるものかもです。
静的なグラフではなく、「この月のパフォーマンスって、どの銘柄で稼いだのかな?」みたいな新たな切り口で動的にブレイクダウンすることもできます。
裏側のデータにきちんとフィールドを持たせておけば、インタラクティブに色んな切り口から自分の成績を振り返ることができます。
こんな感じで、好きな切り口で指標やグラフを並べておけます。
で、時系列の損益の実額を見た感想としては、、
なんか周期性でもあるのか?っていう感じしますね。。
印象としては、相場が荒れて押したときの方がパフォーマンスがいいな、と言う感じです。
というか、私のトレードの戦略上、押してくれないとエントリー出来ないんすよね。
そんな中で、チャンスがなくて焦れて微妙な銘柄で無理やりエントリーして損をする、、と言うパターンが多いように思います。
微妙な銘柄と言うのは、ショート系かエネルギー等のボラが高いやつです。
銘柄別の累積損益見ると、この辺で損を食らってるのがわかります。
逆に、大きな利益はオーソドックスな指数系やハイテク系で稼いでいるのがわかります。
先ほどの話と併せると、「こいつは堅いよね」みたいな銘柄が深押ししてくれると、リバウンドで大きく取れている感じでしょうか。
まぁ、これらが深押しするのはレアな事象ですので、浅いうちでも小さなロットで入るなどの工夫をしないと、ずっと待ちぼうけを食らうことになるのですが、、
私の場合は商品・セクター・銘柄等に関係なく、同じセットアップ条件でエントリーを決めているのですが、「うまく機能する銘柄」とそうでないものは、やはり傾向が出てくるのだなぁと感じます。
こうしてみると、どの辺が自分にとって難易度が低いかもわかってきますので、そこを狙いに行くのが良いと思います。
変に自分に合わない難しいところをうまくなろうとする必要はないですからね。
トレードの目的は利益を出すことなので、(相対的に)簡単に儲けられるところを自分のハビタブルゾーンとしていればいいのです。
下手くそな分野は、そこで変に戦おうとしなければ、徹底的に下手くそでも一向に構わないのです。
ひとまず、今年全体としてはうまくやれた方かなと思います。
時系列の成績を改めて見ても、失敗をした時は月次のマイナス幅をそこそこ抑えた一方で、稼げるときは利を伸ばすことができました。
上昇相場に助けられた面も大きいですが、こうした内に短期トレードの練習をできたのは良かったです。
特に、ファンダメンタル的に逆風が吹いている脆弱な分野の銘柄には、短期のリバウンド狙いでも触っちゃアカンと言うのが分かったのは、良い学びでした。。
短期の平均回帰だからこそ、トレンドがしっかりしているものを拾わなければなりません。いくら深押ししているからって、トレンドが既に下向きかもしれないものを、戻りを期待してロングで拾ってはあかんのです。
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