私のポートフォリオのメインETF、SPYDの記事が貯まってきましたので、
まとめ記事を作成いたしました。
一個人投資家として、「なぜこの銘柄に投資をするのか」を考えてきた軌跡でございます。
SPYD自体の特徴についても当然、解説しています。
ですが、それ以上に「そもそも自分はどういったポリシーで投資をしたいのか」といった考え方や発想についての解説も多くございます。
今、SPYDを持っている方、これから保有を考えている方に、
そうした「銘柄を選ぶための土台」となる面も含めて、ご参考いただければ幸いです。
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高配当ETFを買う目的の確認
まず、そもそもなぜ高配当ETF=SPYDを買うのか、自分の中に答えを持っておく必要があります。
なぜなら、
- 直近10年は大型グロースの時代であり、
- SPYDのような高配当系の銘柄はS&P500等の指数に劣後しており、
- 今後もこの傾向が続くかもしれず、
- それでも尚、「なぜ高配当銘柄を持つのか」という心の芯が必要になるから
…ですね。
しっかりと「私は〇〇が目的でSPYDを持っているんだ」という自覚があれば、
他人のパフォーマンスに目移りすることも少なくなるでしょう。
人間、隣の芝生が青く見えるものです。
自分の選んだ銘柄よりも、他の銘柄が上昇しているときにこそ、
自分は、
- 何を選んだのか、
- 何を選ばなかったのか、
というトレードオフの関係を自覚していれば、
「機会損失」という苦い痛みを和らげることができるでしょう。
その点、SPYDには「配当」という明確な目的があります。
ストレートに、私が高配当ETFを選ぶ理由をご紹介した記事です。
あくまで、一個人投資家のサンプルとしてご参考いただければと思います。
こちらは、インデックス投資と高配当株投資のメリット・デメリットの観点から、
投資目的を考察しています。
コロナショックにおける3月の底付近で、SPYDに投資する意味を問い直した記事です。
配当が目的であれば、こうした下落局面こそ積極果敢に買い進めるべきとの結論付けていると共に、どういったリスクを覚悟しなければならないかも述べています。
SPYDの今後の値動きに関する考察
ある銘柄に投資をする際は、もちろん銘柄自体の研究も必要です。
自分なりに、
- この銘柄はこういう特徴を持っているから、
- 今後はこういった動きをするのがメインシナリオになりそう
といった、ストーリーを自分の中に持っていると良いかもしれません。
「すぐに株価が上がらない」とそわそわせずに済みますし、
当初想定していたストーリーが崩れた場合は、撤退を考えるきっかけにもなります。
SPYDは、
- 「小型」「バリュー」というファクターを持っている
- 均等加重平均方式のETFである
という特徴を持っています。
これらの観点から、SPYDが4つの景気局面ごとに、
どのような動きをするのかを考察しています。
結論としては、
- 景気サイクルの回復局面で株価が上がるだろうが、
- 他のETFより回復時期は遅いし、株価上昇も持続しにくい。
- 暴落期には再び、激しい下落に見まわれる可能性が高い。
- それでも、「高配当」を重視する投資家にとっては素晴らしい選択肢の1つだ。
このようなことを述べております。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
SPYDを含めたポートフォリオ分散の考え方
高配当を狙うためにSPYDに投資すると言っても、ポートフォリオの偏りは気になります。
偏りのあるポートフォリオは、
- ある局面では素晴らしいパフォーマンスを発揮するかもしれないが、
- 別の局面では周りよりも著しく劣後するかもしれない
…という、両極端な側面を持っています。
それを承知で、周りよりも高いリターンを狙いに行くのも1つの選択肢です。
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一方で、私の場合はバランスを取ることを選択しました。
SPYDが持っていない特性を、ファクターの観点から考察しました。
そのうえで、
- 相場で「バリュー」「グロース」のどちらが優位になっても「そこそこ」のリターンを得つつ、
- お目当ての「配当」もそれなりに享受できる
このような状態を目指すこととしました。
器用貧乏な側面も否めませんが、
私自身はどちらかに傾倒しすぎるよりも、心の安定を得られると判断したものです。
まずは、ファクターの観点からSPYDの相方になりそうなETFを物色した記事です。
先の記事の続きです。私なりの答えを出しています。
2つの記事に関連して、「そもそも絶好調のGAFAMにどれくらいポジションを持つべきなのか?」ということを考察しています。
この論点は、現環境で投資をするうえで外せない論点と考えました。
SPYDについては今後も関連記事を書きそうな気がしていますので、
追加記事はまたここに足していきたいと思います。
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