資産形成の灯台

高配当株ETF・インデックス投資をメインとした資産形成の戦略策定・実践の記録を配信。SPYD, VOO, QQQ, VGT, DIV, SRET等を運用中。最も尊敬する投資家はハワード・マークスです。

ファクター投資のポイントを解説!~その②~

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本日は、ファクター投資の解説の続きです。

前回の記事はこちらをご確認ください。

 

www.lighthouse4you.com

 

 

ちょうどりんりさんがブログでファクター投資の記事をたくさん書かれています。

私のブログ見るより、りんりさんのブログを見た方がためになりそうです(笑)

 

ちなみに、私がファクターのことを知ったのは、りんりさんのブログがきっかけでした。

ファクターに限らず、大変参考になる記事ばかりで有難いこと、この上ないです。

 

まぁ、私は私なりに考えたことをお話しできればと思います。

 

 

(目的)ファクターで何をするの?

私の目的は「分散」

まずは、目的の確認からです。

つまり、

「自分はファクターを使って何をしたいのか?」

こういうことになります。

 

前回の記事でもちょろっと触れましたが、大きく分けで目的は2つかなぁと。

  1. 特定のファクターに集中投資をして、大幅な超過リターンを狙う
  2. ファクターを分散して、リターン効率を上げる

 

個人的な意見としては、2番目の「分散」のために利用したいと思っています。

これについては、過去の記事でも書きました。

 

www.lighthouse4you.com

 

私は別に「一発当てたい」わけではありません。

どちらかというと、「より安定的なリターン」「精神的な安定」といったものが欲しいのです。

 

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もちろん「集中投資」という選択肢もある

一方で、この方法ではすぐに金持ちにはなれません。

この点については、投機の名著『マネーの公理』でも触れてられています。

 

マネーの公理

マネーの公理

 

 

著者のマックス・ギュンターは、

  1. リスクを取ることを恐れるな
  2. 常に意味のある勝負に出ろ
  3. 分散投資の誘惑に負けるな

このように主張しています。

 

確かに彼の言うとおり、

  1. リスクとリターンは表裏一体であり、リスクを避ける限り大きなリターンは得られない
  2. 特に資産額が少額のうちは、期待リターンが大きい勝負をした方が、「意味のある」投資になる(と、感じやすい)
  3. 分散投資は、上記2つと正反対の投資手法である

…といった考えは、首肯できる部分もあります。

※ 集中投資を推奨しているわけではありません。また、投資の「意味」は自分で決めるものです。

自分の能力に合った目的を選ぼう

一方で、前回の記事でお見せしたとおり、

  1. まるでランダムに出現するようなファクターの流行を、
  2. 「次はこれが流行る」と予測してベットする

こうした能力は、私にはないと感じます。

 

ですので、私自身はファクターを「分散」のために使います。

あくまで、私個人の考えとして、ご参考まで。

(手段)どうやってファクターを使うの?

自分のポートフォリオが持っているファクターを知るには、どうすればいいでしょうか。

大別すると、2つあります。

  1. ちゃんとやる
  2. ふわっとやる

「ちゃんとやる」とは、自分のポートフォリオのリターンを、

回帰分析でファクターに分解してやることです。

 

みんな大好き、Portfolio Visualizerでもできます。

以下の通り、Tools ⇒ Factor Regressionからできます。

 

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ただ、これはあまり万人向けの方法ではないですね。

私もちょこちょこいじってみましたが、解釈の問題も含めて、

「ハードル高いわ」と思いました。

 

これに対して「ふわっとやる」というのは、

  1. ETF.comで自分が持っているETFのファクターを確認する
  2. ファクター間の相関表を見て、負の相関にある組み合わせを探す

こんな感じですかね。

この方法ですとETF限定になりますが、手軽です。

 

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ETF.comでファクターを確認する

当ブログで何度もお見せしていますので、見飽きた方もいそうです。

これですね。

 

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ETF.comでお目当てのETFを検索すれば、このような図が出てきます。

上の図の例ですと、SPYDは「小型」「バリュー」寄りですね。

(これも3回くらい書いた気がする、、)

ファクター間の相関表を見る

ファクター間の相関表は、『ファクター投資入門』から引用させていただきます。

 

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出典:『ファクター投資入門』

 

 

ちなみに、相関というのは、

「どれだけ同じ動きをするか」

という指標です。

 

1から-1までの値をとります。

  1. 1だと同じ動き
  2. -1だと反対の動き
  3. 0だと全然関係ない動き
  4. それ以外だと、「同じ(or 反対)」と「関係ない」の中間のどこか

…といった具合です。

 

この表を見ると、「モメンタム」「サイズ」「バリュー」は負の相関(マイナスの値)になっています。

したがって、先ほどSPYDの例で言えば、

  1. SPYDは「サイズ」「バリュー」寄りなので、
  2. 反対の動きをする「モメンタム」を加えれば、
  3. ポートフォリオの分散が高まる

というわけですね。

最後に

というわけで、2回にわたってファクターの解説をしてきました。

 

なかなか門外漢の私には活用方法が難しいなぁと感じる面もあります。

しかし、知らず知らずのうちに偏りがちなポートフォリオの分散具合を見つめ直すには、うってつけの視点だと思いました。

 

少しでも、皆さんのポートフォリオ構築のお役に立てればと思います。

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