資産形成の灯台

投資・投機との関わり方に関する思索を垂れ流すブログ。

買い下がるときにやっちゃいけないこと

今日は反省も含めて、買い下がりをするときの「やっちゃいけないこと」について書きます。

買い下がりってなに?と言う方は、以下の書籍がおすすめです。短期の平均回帰戦略について学べます。

 

 

やっちゃいけないこと、、ずばり、200日移動平均線より下の銘柄を買うことです。

 

私がやっている短期の戦略は、「上昇トレンドにある銘柄の短期的な押しを拾う」と言うものです。

ここで大事なのは「押しは一時的」なものであり、「株価がきちんと戻ってくる」ことです。つまり、上昇トレンドが継続していることが必須条件なのです。

 

トレンドが継続しているかどうかの1つの目安は、200日移動平均線より上にいるかどうか、です。

まぁ、あくまで目安であり、トレンドが簡単に分かれば苦労はしないのですけどね。。

そもそもトレンドは事後的に「あ、これトレンドだったね」と分かるものであり、定義からして現在がトレンドの継続中かどうかを判定するのは無理なわけですが。

 

そんなこと言ったら、「じゃあトレードなんてできないよね」って話なので、何らかの指標なりを使ってトレンドを「推し量る」わけです。

で、そうした目安として200日移動平均線を使う例をちらほら目にします。

これをフィルターとして使って、上昇トレンドではない(と推定される)銘柄を排除するわけです。シンプルですが、シンプルだからこそわかりやすくて僕は好きです。

 

最近の実例で言うと、オミクロン登場前にLABUというETFを買っていました。

こいつが、200移動平均線より下でした、、が、何度かレンジ下限で拾って儲けたこともあって、このフィルターを無視して買っていました。愚か者の見本です。

 

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この通り、見事にレンジ下限を突き破っています。

一番「やめてくれぇ」と言う点は、ずっとRSIが下に張り付いて帰ってこないところです。図の真ん中の、紫のオシレーターですね。

通常はこいつが一定以下になったら徐々に買い下がって、リバって一定以上になったところで利確して抜けるわけですが、こいつに至ってはずっと下に張り付きっぱなしで逃げ場無しです。

 

多少なりともトレンドが続いている銘柄であれば一時的にちょっと戻ってくれて、その隙に脱出できたりもするのですが、こうなってしまうと「えいや」で飛び降りる以外にExitのしようがありません。

今回はオミクロン型が出た時点で出血しながら逃げましたが、あのまま持っていたら、なかなかひどい状況になっているところでした。

 

今回も他の200日移動平均線より上にいる銘柄を見ると、ここまで徹底的に売り込まれているわけではないんですよね。

多少なりとも、小さいリバもはさみながら下落しています。

 

売り込まれているほどに「反発したら上値余地大きそう」というスケベ心が働くので、ついつい、フィルターを無視して買いたくなってしまうんですよね。。

ただ、実際はリスクオフに傾くと激烈に上値が重くなるので、逃げ場を封じられてそのまま逝くという悲しい末路を辿ることになります。

そんなわけで、自戒も込めた「200日移動平均線、大事っすよね」と言う話でした。

 

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