資産形成の灯台

高配当株ETF・インデックス投資をメインとした資産形成の戦略策定・実践の記録を配信。SPYD, VOO, QQQ, VGT, DIV, SRET等を運用中。最も尊敬する投資家はハワード・マークスです。

一括投資?分散投資?2つの投資スタイルのメリット・デメリットを解説!

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投資における選択は、将来をがらっと変えてしまいますね。

 

一括投資と分散投資、どっちがいいの?

本日のテーマは、一括投資と分散投資です。
こだわりがある方が多そうで、なかなか香ばしそうなテーマですね。

そもそも一括投資と分散投資って?

ここにおける一括投資、分散投資とは、

「投資タイミング」の一括 or 分散のことを言っています。

 

つまり、

いっぺんに手元の資金をすべて投資するか、

複数回に分けて投資をするか、

ということを言っています。

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結論:堅実な資産形成を目指す人には、分散投資をおススメします。

ハイ。分散投資です。

特に、

「自分はこれまで、あまり投資をしたことがない」

「大きく儲けられなくとも、確実に資産を増やしていければいい」

という方には、分散投資をおススメします。

 

それぞれのメリットとデメリットは?

それでは、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

一括投資は上昇局面で輝く!

まずは、一括投資からです。

 

例えば、手元に12,000ドルがあるとします。

これを2009年~2019年の10年間、S&P500連動の投資信託に投資するとしましょう。

ちなみに、同期間のS&P500は、こんな動きをしています。

 

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2009年からの動きを見てくださいね。

素晴らしい、右肩上がりですね。

2000年~2010年の暗黒期を除けば、継続的に上がり続けています。

 

このとき、

  1. 最初に一括で投資する
  2. 月ごとに100ドルずつ、10年間で120回に分けて投資する

この2通りの方法で投資するとしましょう。

 

そうしますと、

 

  1. 一括投資の場合は、12,000ドルが53,814ドルに!(約4.5倍)
  2. 分散投資の場合は、12,000ドルが31,632ドルに!(約2.6倍)

…こうなります。

 

あれ?一括投資でよくね?

(分散投資の2.6倍でも、十分なパフォーマンスですけどね、、)


この通り、

一括投資は上昇局面で、
最大のパフォーマンスを発揮するんですね。

 

※ ちなみに、投資結果のシミュレーションは次のサイトのお力を借りました。

 https://www.portfoliovisualizer.com/

 

分散投資なら、「最終的に勝てる」確率が上がる!

「なんだ、、もう一括投資でいいじゃん」

そう思っている方も、もう少し見ていってください。

次は、分散投資のメリットを見ていきましょう。

 

まず、こちらの図をご覧ください。

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分散投資なら、暴落までに買っても勝てる可能性があります。

出典:JPモルガン・アセット・マネジメント https://www.jpmorganasset.co.jp/wps/portal/gtma?lang=ja_JP

 

この図は、日経平均がバブルの最高値を付けた1990年から、毎月1万円ずつ積み立て投資をした場合のシミュレーションです。

 

まず目を引くのが、

「日本株は25年近く、下落相場であった」

という事実でしょう。

 

もし、90年当時に一括投資をしてた場合、30年経過した今でも、まだ勝てません。

とてもではありませんが、

「長期の資産形成に向いている」

とは言えない市場です。

 

一方で、図の下の方の細かい棒グラフ、並びにそれを横切る斜線をご覧ください。

 

これは、

「積立額の総額(=投資元本)と、現時点の評価」

この2つを比べたものです。

要は、「今、勝っているか負けているか」を表したものです。

棒グラフが斜線より上に出ていれば、「勝っている」ことになります。

 

これを見ると、30年のうち、半分くらいは、

「勝っているか、トントンの水準」

であることがわかります。

 

これは、かなり安心できることではないでしょうか?

「仮にバブル絶頂期に投資を始めても、出口さえ間違わなければ負けない」

こういう気持ちで投資を継続することができるのです。

 

なぜ、こんなことが可能かというと、いわゆる「ドルコスト平均法の」の効果ですね。

つまり、

  1. 相場が高値圏のときには少なく買って、
  2. 相場が安値圏のときには多く買う。

これを機械的に行えるからなんですね、

 

人間、欲が出るものです。

自分の「意志」で投資をすると、本来は望まない結果になることが多々あります。

 

本当は安く買いたいのに、高いときにたくさん買ってしまうのです。

 

最後に:どっちにするかは、自分の能力と覚悟に相談だ

まとめましょう。

 

一括投資のメリット・デメリットは、

  • メリット:上昇局面でパフォーマンスの最大化を狙える
  • デメリット:直後に暴落すると目も当てられない

分散投資のメリット・デメリットは、

  • メリット:高値圏から投資を始めても、負けにくい
  • デメリット:上昇局面での投資パフォーマンスは、一括投資に劣後する

こんな感じです。

 

さて、どちらを選ぶのかは、皆さんの自由です。

一方で、1つ、初心者の方に参考にしてただけそうな話をします。

 

投資の心得としてよく耳にするのが、

「投資は自分の能力の範囲でやりましょう」

というものです。

 

一括投資のメリットを享受する前提として、

「今後、相場が上昇し続ける」

これが「わかる」能力を持っていなければならない、

ということがございます。

 

これ、なかなか厳しくないですか?

少なくとも、わたし、全然わかりませんもん、、

 

で、あればです。

初心者の方は自分の能力の範囲に従い、

「将来のことはわかんないけど、この後、相場が下がっても勝てる確率がある」

分散投資を選んでもいいのではないでしょうか。

 

投資の結果を引き受けるのは、ご自身です。

ご自身の能力と覚悟と相談して、

じっくりと、どうするかを決められるといいかもしれませんね。