先日の記事で書いていたトレードの反省について書こうと思う。
今回やらかしたのは石油ETFのOIHのトレードだ。
端的にいえばお手付きをした、ということだ。
エントリーとエグジットの位置は以下の画像の通りだ。
改めて見返してみてもアホやなあと思う。
最初はもう少し前回安値に近いところで指値をしていた。
それで我慢できていれば、そもそも含み損になるということはほぼなかったはずだ。
だが、我慢ができなかった。
なかなか押しのタイミングが気持ちよく来てくれないものだから、やってはいけないことをした。
指値の値を上に動かしたのだ。
ちょうどそのタイミングで下落が始まって、指値は約定した。
で、前回安値近くまで下落した。
元々そのくらいまで下がることを期待していたので、ここで買い下がりでも何でもする選択肢もあったのだが、それも躊躇ってしまった。
指値を上に動かしたことで、当初思っていたよりも逆行幅が広がってしまい、端的に言ってビビってしまった。
(じゃあ何で指値を動かしたんだ…)
ちょうどデルタ株の猛威が経済再開に水を差してる最中でもあったので、経済再開型の銘柄に対して確信が揺らいだのだ。
結局、一緒にトレードしていたLABUやDPSTと同じタイミングで処分した。
その2つの銘柄で稼いだ利益の半分ぐらいを持ってかれた。F〇CK!!!
この手のやらかした銘柄がポートフォリオにあるだけで、非常に居心地が悪い。
逆行幅が広がってしまうと、短期的な反発ではいっぺんに戻って来れない可能性があるので、「いつ戻るのか」とお祈りモードになってしまう。
これの何がよろしくないかと言うと、他の銘柄の売買の判断にも影響を与えることだ。
とにかくトレードするときは、余計なストレスを感じていたくない。
判断の迷いは、トレード結果に如実に影響を与えるからだ。
私は豆腐メンタルなので、その原因を早急に取り除く必要がある。
自分の堪え性のなさが原因で招いた事態であれば特に…
このパターンは前にも記憶があって、マザーズのETFでも似たようなことをやったことがある。
こうして記録にしておくと、自分の過ちのパターンを見つけることができる。
私の場合は余裕資金があると中途半端な位置でエントリーしたがる癖があるようだ。
この癖を止められるだけでも、私は今もう少し手元に金があっただろう。
まあとにかく、今後刺さらないから指値を甘くするというのは厳禁だ…
どうしてもエントリーしたくて仕方ないなら、別の深押し中の銘柄を探した方がましだ。
そんでもって、自分が信じられるトレード…確度の高いトレードに集中するに限る。
自分でも不安に思っているようなトレードは、逆行に耐えられない。
自身の過去を振り返っても、大きな利益を上げられたのは「こいつは必ず戻る」と信じられるような銘柄だ。
ちょうど、似たようなことを「知られざるマーケットの魔術師」でも書いていた。
「確度の高いトレードに集中しろ」というのは、わりと普遍性があるものみたい。
で、もしも今後また同じような気の迷いでトレードをしてしまったら、さっさと切るに限る。
事前にきちんとシナリオを想定せずに買ったものは株価に翻弄されて判断が鈍るので、他のトレードに影響が出る前に仕切り直した方がいいのだ。
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